取付けられた、後付ホールダウン金物「AXX-700」「ラムダ」が何方にでもご覧いただけます。

耐震金物 補強概要。

入り口正面に取付けられた「ラムダ」は、基礎が前に反り出でいる箇所に最適な耐震金物として取付けられています。

正面に向かって左奥の壁面には、最薄設計のステンレスカバーに収納されたスリムで頼れる制震構造を5か所備えたグッド・デザイン「ノミネート」形状の「AXX-700」がご覧いただけます。

柱に使用するボルト周囲にはEVA発泡ウレタンによる完全防水仕様。そして、カバーと金物と壁の間も、EVAにより風雨と振動による異音発生を完全にシャットアウトしています。これらの優れた仕様が、補強部の柱材を引き抜けから守ることだけではなく、自然環境の徐々に進行する浸食からも守ってくれます。

以上の事実を実際に取付けられている「鴻巣市歴史民俗資料館」にご来館いただき、ご自身の目と触れてご確認ください。

採用製品。

使用した耐震金物は、建物の印象を崩さない美しいヘアライン調のステンレス材仕上。そして、建物の景観に最も影響を与える金物の形は、グッド・デザイン「ノミネート」形状を採用。多くの人が出入りする資料館の本来のイメージを大切にしながら地震からも守り続けます。また、建物の壁内には人の目に触れることなく取り付けられている「AXX-700」があります。シンプルで確実に衝撃力を吸収する性能を備えたAXX-700が、大きな地震力が加わる重要な柱を見えないところで守っています。

71.5KN/本体引張耐荷重力 (N値13.5) ※採用N値

基礎ボルト耐力97.6KN(せん断耐力) (※参考N値18.4) 

金物性能は

本体・加工部・木部ボルト・基礎アンカー

何れか最も低い耐力数値を採用しています。

lambdaは加工部耐力「2軸駆動部」の71.5KN

正面入り口の耐震金物「ラムダ」

ステンレスカバーは最薄設計で上部からスライド装着

カバー周囲からの雨・風の侵入と異音を防止する

「EVA発泡ウレタン仕様」

折加工、溶接とも高水準仕上げ。

AXX-700 「基礎部材53.5KN(N値10.1)」  「本体147.9KN」
施設内の壁

2012年 施工実施現場 (埼玉県鴻巣市)