●その他記載事項
◎上下金物接合ボルト耐力について。
上下金物接合ボルト(10M×30mm) 確認試験耐力⇒約2.5トン (※金物限界変形時の数値(47.14KN)で接合ボルトの破断はありません。)
◎基礎固定アンカーについて。
SS(鉄)10M×60mm(心棒打込式オールアンカー) 2本使用で剪断耐力1,640kg×2=3,280kg仕様になっていますが、実際には金物の変形による衝撃力緩和により急激な剪断が加わらないため、表記以上の固定力が期待できます。
また、土台部のコーチボルト9M×65mm=2本についても同様の緩和効果と、金物背面に貼り付けられているEVA発泡体により、ボルトに加わる引抜力や剪断力など、固定力と補強性能を直ぐに失う「致命的なダメージ」が加わりにくい設計となっています。
(※下記試験状態の写真をご覧下さい。)
◎土台取付ボルト穴の蟻害の可能性と対策について。
過去に既存建物の補強時に、金物を取付けるための下穴から蟻害が発生したとの不確かなクレームを期に、当社では一部の金物に対策としてEVA発泡体を採用し、下穴周囲を完全に密閉、蟻害のクレームを完全に否定できる仕様を採用しました。
また、同時に地震対策金物として必要不可欠な衝撃に対応する緩和対策として、蟻害対策EVA発泡体に穴をあけないままの部材を採用し、取付の際に下穴ドリルサイズで穴をあけてもらうことでボルト軸に密着するよう工夫しました。結果として、金物とボルト軸が直ぐに直接干渉せず、強い剪断力が加わる動きを回避、ボルト固定力の持続も図りました。
(※a)SS(鉄)10M×60mm(心棒打込式オールアンカー) 2本使用で剪断耐力1,640kg×2=3,280kg仕様